キャンパスレポート

キャンパスレポート #38_2018年5・6月

5月。 先月入学した1年生も学校生活に慣れ、サークルや部活動、アルバイトにも取り組み始める時期ですね。
肌寒い雨の日もありましたが、4月に比べると徐々に気温が上がり、春から夏への移り変わりを感じられる季節となりました。
5月・6月のキャンパスレポートでは、スイス文学書翻訳紹介ワークショップと千駄ヶ谷キャンパス祭を中心にお伝えします。
 

スイス文学書ワークショップ

5月21日に千駄ヶ谷キャンパスにて、スイスの書籍出版の今を日本につなぐ企画「スイス7社による新刊書籍紹介のためのワークショップ」が開催されました。
国際関係学科の新本史斉先生や、津田塾大学でドイツ語を教えてくださっている先生方が登壇され、今年スイスで刊行された児童文学書、一般文学書の日本語による朗読と解説が行われました。

書籍のテーマは「死」や「幸福」「愛」など種類に富んでおり、会場全体があっという間に書籍の世界観に包まれました。

会場にはかわいらしい絵本もずらり。

千駄ヶ谷キャンパス祭

6月2日、3日に千駄ヶ谷キャンパス祭が行われました。総合政策学部創設から2年、2回目のキャンパス祭となります。
今回のテーマは「和〜凛として美しく〜」。
総合政策学部には、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた社会課題解決のプロジェクト「梅五輪プロジェクト」があり、同プロジェクトのさまざまなワーキンググループがキャンパス祭に出店していました。



受付では各スペースの紹介を踏まえたスタンプラリー冊子が配布されていました。

津田塾大学創作団体Localyによる出店も。

中庭では茶菓も振る舞われました。

 
梅五輪プロジェクトの浴衣ワーキンググループによる着付けサービスも行われており、多くの学生や来場者が浴衣姿で学内を回っていました。

将棋ワーキンググループでは、プロ棋士のカロリーナ・ステチェンスカ女流一級、堀口弘治七段、片上大輔六段、山口恵梨子女流二段をお招きして、指導対局を開催しました。

ラーニングコモンズでカロリーナ・ステチェンスカ女流一級と対局中。

山口女流二段と梅五輪将棋ワーキンググループの皆さん。

「和〜凛として美しく〜」のテーマに沿って能・狂言についてのワークショップも開かれ、たくさんの方が笛や太鼓の演奏を体験されていました。

能楽師の方による能の解説。

能で使用される楽器の体験会。

津田塾大学と連携協定を結んでいる福井県鯖江市は「メガネ作りの聖地」とも呼ばれています。鯖江市出店コーナーではメガネストラップ作成行われ、多くの来場者がストラップづくりを楽しみました。

鯖江市コーナーで作成したメガネストラップを持つ来場者。


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雨が似合う紫陽花が津田塾大学にも咲きました。

自然豊かな校舎に似合う水たまりの波紋。

雨が降り地面に本館が映し出されました。

いかがでしたか?ワークショップと千駄ヶ谷キャンパス祭、そして梅雨を迎えた雨が降る津田塾大学の様子をお届けしました。
次回のキャンパスレポートは本格的な夏の暑さを感じさせてくれることでしょう。どうぞお楽しみに。