写真とひとこと

写真とひとこと募集『雨の光景』

雨の季節がやってくる

新学期が始まって二ヶ月が経ちました。春の花がひとしきり咲き誇ったそのあとに、そろそろ雨の季節がやってきます。この時期、雨の日だからこそ見える光景を探してみませんか?今回の『写真とひとこと』、テーマは雨。日常の中でみなさんが見た「雨の光景」の写真を募集します。

「雨の光景」の写真を送る
(7月10日まで募集を受け付けます)

雨を表現する

雨は、そのままでは意外と写真に写らないものです。例えば下の写真は、「土砂降り」といっていいぐらい激しく降っている時に撮ったものです。でも、雨粒が写っていないので、そんなに降っているようには見えません。
 

みんな傘を差しているけど、そんなに雨が降っているようには見えない写真。

雨の写真は、「雨そのものを撮ろうとする」のではなく、「雨を表現する」必要があります。花についた水滴、雨粒がつくる波紋、長靴や傘、水溜りに映るものなどを撮ることで、雨が降っていることが伝わる写真になるのです。
 
雨の日、色んなものに近づいて観察してみてください。雨に濡れた世界に色んな表情があることが発見できるはずです。花や葉、コンクリートやガラス、水面や金属などがそれぞれ違う「雨の顔」を見せてくれます。
 

水滴がついた花は、雨の日だからこその表情。

濡れた葉は生命力を感じさせます。

空から落ちてくる雨粒は写らなくても、雨粒がつくる波紋は写ります。

水面には、普段見えない光景が映ります。

暗く写す

スマホのカメラでも一眼レフでも、カメラは写真の明るさを自動で設定してくれます。しかしこの自動設定では、雨の日でも晴れの日でも同じ明るさの写真になってしまいます。実際の世界では、雨の日は雲が太陽を覆い、晴れている日よりずっと暗くなっています。これを明るく写してしまうと、雨らしい雰囲気が失われてしまうのです。
 
写真の明るさは、「露出補正」をすることで変えることが出来ます。雨の写真は露出をマイナスに補正して、思いっきり暗くしてみましょう。暗く写った写真の中でに仄かに差す光が、雨の日の空気を伝えてくれます。
 

薄暗い雨の日だからこそ、紫陽花の色は引き立ちます。

赤い車のボンネット。暗く写すと不思議なツヤが出ます。

キャンパスのベンチが、びっくりするほど重厚な色合いになります。

夕暮れ時、夜が訪れる直前の光景です。

さあ、雨が降ったら、その時だけ見える世界を切り取りに出かけてみましょう。

みなさんが見つけた「雨の光景」、お待ちしています。 

 

「雨の光景」の写真を送る
(7月10日まで応募を受け付けます)




 

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