わたしと津田塾大学
わたしと津田塾 #5 - 女性として働き続けること
河上 千尋さん (企画広報課)
津田塾大学との出会いについて教えてください。
大学卒業後4年間電機メーカーに勤務していました。男性社員が8割から9割を占める職場で、海外営業として男性と変わらない働き方で仕事をしていました。しかし、これからの自分の人生を考えたとき、同じ働き方をずっと続けていくことに難しさを感じ始め、女性である自分が、社会で働き続けるためにはどうしたらよいかと悩んでいたとき、津田塾大学の職員募集の告知が目にとまりました。社会で活躍する女性の育成を理念としている津田塾大学なら、女性もきっと働きやすいだろうと思い、また何よりも、男性中心の社会で働いていた自分の経験を活かして貢献できることがあるのではないかと思い、応募し入職しました。
津田塾大学の印象を教えてください。
津田塾大学に入職する前は、「津田塾大学といえば英語!」というイメージでしたが、実際に働いてみると、そのイメージも納得できるものでした。食堂やカフェに行くと、学生同士が積極的に英語でディスカッションしていたり、英語の本を読んでいる姿を見かけます。また、「何かに挑戦したい‼」という強い意志を持った学生が多いと感じています。
普段、企画広報課でどのような仕事をしていますか。
「Tsuda Today」など広報誌の制作、一般の方や受験生向けの広告・冊子制作が主な担当です。またマスコミの取材対応や、この「plum garden」の仕事なども担当しています。
津田塾大学はどのような職場環境ですか。
職場に女性も多く、働きやすい職場だと思います。また、学内に「さくらんぼ保育所」という保育所が設けられていて、学生や教員、職員は子どもを預けながら、学業・仕事に専念することができます。子育てと仕事を両立できる環境であるということも、津田塾に応募を決めた大きな理由の一つです。
仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
情報の受け手を常に意識するということです。大学側が伝えたい情報を一方的に発信するのではなく、受け取る側がどういう情報を求めているのかを考えて情報発信しています。これはまだ十分にできているわけではありませんので、この先の目標でもありますね。