つだラボ

つだラボ #5 梅シロップをつくろう

一章 キャンパスで梅が収穫できるの?

青空に広がる緑の真ん中に、まんまるの梅の実。実はこの写真、津田塾大学のキャンパスの中で撮りました。小平市にある津田塾大学は、自然に囲まれています。また、キャンパス内でも四季折々の花が咲く、自然豊かな大学です。

この写真に写った、梅の木に気づいたのは、梅の花が咲く3月のことでした。





梅林は津田梅子先生のお墓に行くまでの道に広がっています。

まだ寒さが残る春休み、編集部のカメラマンが、キャンパスの奥に見事な梅林を発見します。キャンパスの中とは思えないほど、見事な光景でした。在学生もこの梅林の存在を、知っている人はあまりいません。
梅の木は1本や2本ではありません。およそ10本ほどの木が、それぞれに美しい梅の花を咲かせていました。

3月のキャンパスの様子は、ぜひ3月のキャンパスレポート をご覧ください。

あとすこし、あとすこし。

それから再び5月にカメラを持ち、足を踏み入れました。花が散った後の梅には、実がなっています。
「この梅、どうするのかな?」「食べていいのかな?」と色めきたつ編集部員一同。 そこでplum gardenの顧問でもある、大学の企画広報課斉藤さんに話を聞きにいきます。すると、毎年管理課が収穫をしていることがわかりました。さらに、申請すればわたしたちも収穫できるとのこと。

「何がつくれるかな?」とわくわくしながら調べてみると、氷砂糖と梅を用意するだけで、梅シロップをつくるとわかりました。では、梅シロップを作ってみよう!とこの企画が立ち上がったのです。

実が熟すのは、6月の梅雨入り前の時期。うずうずしながらその日を待ちます。

二章 いよいよ収穫!

6月5日、いよいよ収穫の日がやってきました!朝8時半に梅林に集合します。足下の安全のためスニーカーをはいて、念入りに虫除けスプレーをして、準備万端!毎年学内の梅を収穫している、小平市シルバー人材センターの方に教わりながら、収穫開始です。

梅の実に手を伸ばし、まずは一つひとつ、手でもぎます。大学で梅を収穫するなんて、なかなかありません!はじめての体験についついはしゃぎ始めてしまいます。

熟した大きな梅の実がたくさんとれます。

右が梅で、左は杏子です。梅林の近くには杏子の木もありました。

はじめての体験に自然と笑みがこぼれてきます。

しかし、一つひとつを手で収穫するのは、なかなか大変な作業です。脚立を使っても届かない範囲も広くあります。

ここで秘密道具、竹竿の登場です。これで梅の木を揺らせば、高く届かない実も簡単に落とせる、とシルバー人材センターの方にお借りします。しかし、想像以上に難しい作業です。遠くの枝を揺らすのは大変でした。思いっきり力を入れないと、実は落ちてくれません。
すると、今までカメラを構えていた広報局長はすぐにコツをつかみ、どんどんと実を落としていきます。思わぬ才能の発揮です。(笑)  

「あと少し…あと少し…」と実を落とし続けます。

すると、なんと!2時間のあいだに、2kg分のビニール袋を5袋も収穫することができました。
それでも収穫した木は梅林の20分の1くらいでしょうか。
こんなにたくさんの梅が収穫できると思っていなかったので、びっくりです。
 

三章 完成まであと一歩

想像以上の収穫量に、用意していた氷砂糖では足りなくなってしまいました。急いで近所のスーパーで、氷砂糖を買ってきます。そして休む間もなく、次は12時からビン詰め作業に移りました。

 まずはビンを煮沸します。大量の梅を洗い、新聞紙の上で乾かしていきます。

それからヘタを一つひとつ、竹串で取り除いていきます。手づくりの梅シロップならではの光景です。
少し収穫しすぎた梅の量に焦りながら、黙々と手を動かし続けます。授業のある編集部員もいるため、入れ替わり立ち代わりの作業です。すべての梅のヘタとりが終わったのは、それから約4時間後。ようやく準備が整います。
 

ヘタをとった梅は、氷砂糖と1対1の割合で、交互にビンに詰めていきます。はじめてのことなので「これでいいのかな?」と不安になりながらも、無事に詰め終わりました!これであとは、梅のエキスが出てくるのを待つのみです。



 …

今日は朝から夕方までずっと梅の作業。大学に入学したころは、まさか大学で梅シロップをつくるとは、思いもしませんでした。(笑)疲れもありますが達成感が大きく、楽しい1日でした。 完成は早くて3か月後。その日が待ち遠しいです。次回の報告もお楽しみに。お手伝いいただきましたみなさま、ありがとうございました。
 

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