梅いち凛 ~咲いた津田塾生~
英語劇を通して得た、同じ志を持った仲間 - 大川 遥奈さん
『梅いち凛 〜咲いた津田塾生』は、現役学生にスポットを当てたロングインタビュー連載です。plum garden編集部員が、憧れの先輩や何かを成し遂げたクラスメイトに話を聞きに行きます。(郷路拓也 / plum garden顧問)
大川さんのサークル「TESS」とは?
英語劇との出会い
サークルで得たもの
- 大川さんにとって、「ひとつだプロダクション」はどんな場所ですか?
TESSプレジデントとして
- TESSのプレジデントとしての仕事はどのようなものでしたか?
「本当に環境に恵まれていると感じました。まず、他の3つのセクション(スピーチセクション・ディベートセクション・ディスカッションセクション)の幹部同士とつながりが出来て嬉しかったです。セクションごとに大会の準備や運営をしているため、どうしても集まる機会が少なくなってしますのですが、TESS全体のミーティングで様々な人とお話しし、視野が広がりました。」
「また、地域との繋がりもありました。公民館から講師の依頼を受けて、今年の8月から10月、毎週金曜の夕方に、20人ほど集めて英語教室を開催しました。学生オリジナルで、基礎英語『おもてなし英語』を実施し、授業を通して、地域間との結びつきも強くなったように思いました。1年間TESSのプレジテントに就いたことで、ドラマセクションにとどまらない人との繋がりを実感しました。」
- TESSのプレジデントを終えた今、どのように感じていますか?
「実は3年生に上がった時、ひとつだを続けるか、迷いました。視野を広げるための留学を考えたからです。しかし責任感から、TESSのプレジデントをやらねばと思い、続けることにしました。結果的にプレジデントになったことで、今までとは違う人との出会いが生まれ、様々な知識や経験を得ることもできたので、今はとても満足しています。」
インタビューを終えて
いつも笑顔で場を和ませてくれる大川さんは、「何事も楽しむ」精神をもつことで、数々の苦難を乗り越えていました。取材中、生き生きとサークルのことを話してくださる様子から、大川さんが心からTESSでの活動に熱中していたのだとよく分かりました。常に前向きに考える大川さんだからこそ、「舞台用英語の基礎」の確立、TESSのプレジデントとして他のセクションや地域の人との繋がりを作り出すことを成し得たのでしょう。大川さんの成し遂げたことの大きさを改めて知り、私達は後輩として、ますます尊敬の念を強めることになりました。