津田塾探訪

開催!心温まるクリスマスツリー点灯式


2024年冬、津田塾大学では、12月2日にクリスマスツリー点灯式が開催されました。小平キャンパスでは昨年から、千駄ヶ谷キャンパスでは今年初めて行われるようになったイベントです。小平キャンパスの本館前にそびえるヒマラヤ杉がカラフルなライトで彩られることが特徴です。本館や食堂に置かれているポスターや大学からのメールを見て楽しみにしていたという方も多いのではないでしょうか。今回は小平キャンパスの開催の様子をお届けします。

今年の点灯式は、例年の装飾に加えて本館にはリースや旗が飾られ、一層華やかな雰囲気に包まれていました。

また、今年は新たな試みとしてキッチンカーが登場し、多くの学生や教職員を楽しませました。
キッチンカーは15時に販売を開始し、チュロス、ジェラート、クラムチャウダーなどのさまざまなメニューが提供されました。販売開始直後から多くの学生が列を作り、大変な賑わいを見せていました。


特に注目されたのが17時30分から行われたホットチョコレートの無料配布です。
私もその時間にキッチンカーを訪れましたが、すでに本館の正面南側からヒマラヤ杉の下まで長い列ができていて驚きました。30分ほど並んでからいただいたホットチョコレートは、ハート型のマシュマロが浮かび、見た目も可愛らしく、濃厚で温かい味わいが冷えた体に沁み渡りました。

撮影:奥野晶子先生

ホットチョコレート配布が5限終了のタイミングと重なったこともあり、列はさらに伸び、本館を半周するほどの長さでした。

正門を入って両脇にある芝生エリアでは、多くの学生が椅子に座り、ホットチョコレートを楽しみながら、流れるクリスマスミュージックに耳を傾け、ツリーの点灯を心待ちにしている様子が見られました。

そして18時10分、いよいよツリー点灯の瞬間が訪れました。学長の掛け声に合わせ、集まった皆さんが声を揃えてカウントダウンを行いました。カウントがゼロになると同時に、色とりどりのライトがヒマラヤ杉を輝かせ、その瞬間、周囲から歓声とどよめきが上がりました。ライトアップされたツリーは想像以上に美しく、冬の夜空に映える姿に来場者の目は釘付けになっていました。

小平キャンパスでの点灯式 撮影:奥野晶子先生

千駄ヶ谷キャンパスでの点灯式

2024年のクリスマスツリー点灯式も、心温まる特別なひとときとなりました。
イルミネーションに包まれたキャンパスでのこのイベントは、津田塾大学ならではの魅力を感じさせる素晴らしい時間でした。
2025年も2024年と同じくらい賑やかで温かい雰囲気の中、多くの人々がこの素敵なクリスマスを楽しめることを願っています。