キャンパスレポート
キャンパスレポート #8 - 2015年7月
長雨の7月、雨が育んだキノコ
夏学期も終わりが近づき、梅雨を迎えたキャンパスはどこかしっとりとしてきました。
長雨が育んだキノコ
7月の前半は、しとしとと雨が降り続いていました。
今年は例年以上に雨の日が続き、雨靴を履いて登校する津田塾生をあちらこちらで見かけました。
私も雨靴を履くと、いつもより足取りが軽く感じられたので、普段は訪れない津田塾の森に足を踏み入れてみました。
息を吸うと、しっとりとした雨のにおいが胸いっぱいに広がります。うつうつとした梅雨のなか、森の足元では生命がにょきにょきと頭を出していました。長雨がキャンパス内で育んでいたのは、綺麗なあじさい……ではなく、キノコでした。しかもでかい。すごくでかい。そして、その種類もひとつやふたつではありません。
先月のキャンパスレポートでお伝えしたときから、雨をたっぷり吸い込んだキノコたち。津田塾の森を賑わせていた彼らも、梅雨の終わりと共に姿を消してしまいました。
夏の足元
連日の雨が嘘のように過ぎ去り、キャンパス内に降りそそぐ、眩しい日差し。
そろそろ期末試験~星に願いを~
夏と共に、期末試験のシーズンも到来しました。
試験前になると、生協では「単位パン」が発売されます。今年も、単位を取りたい津田塾生が殺到し、あっというまに完売です。
パンを食べたら課題図書を揃えて、さあ集中。
・ ・ ・
もうすぐ、夏休み。待ち焦がれる思いが先立ってしまいます。
7月のキャンパスは、しっとりとした梅雨空や、はじけるような青空と、いろいろな顔を見せてくれました。8月はどのような顔を見せてくれるのでしょうか。それではごきげんよう、さようなら。