わたしのまなびアイテム
まなびアイテム #号外 - TFTプレート
デミグラスソースのかかったとろとろ卵のオムライス。サラダにコロッケもついて、今日の昼食はこれで決まり!
実はこのメニュー、津田塾大学の食堂で、1日限定20食が提供されています。その名もTFTプレート。「TFT」という見慣れないアルファベットが名前に含まれていますが、これはいったい何を意味するのでしょう?
TFTとは、「TABLE FOR TWO」の略称です。これは「先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合う」というコンセプトで始まった、日本発の社会貢献運動です。
実はこのメニュー、津田塾大学の食堂で、1日限定20食が提供されています。その名もTFTプレート。「TFT」という見慣れないアルファベットが名前に含まれていますが、これはいったい何を意味するのでしょう?
TFTとは、「TABLE FOR TWO」の略称です。これは「先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合う」というコンセプトで始まった、日本発の社会貢献運動です。
TABLE FOR TWO公式サイト
TABLE FOR TWOは2007年に創設され、津田塾大学にも2010年にTFTプログラムが導入されました。当時多文化・国際協力コースに所属していた学生が、国際協力サークルを立ち上げてTFTの導入を実現させたのです。
TFTプログラムは、対象の食品の代金の一部が、アフリカ・アジアの途上国の給食となる、という仕組みです。例えばこの「TFTプレート」を食べることによって、私たちは栄養バランスのとれた昼食をとることができます。一方、代金400円のうち、20円が開発途上国の子どもたちの給食のために寄付されるのです。
日本での一食が、世界のどこかで子どもの一食になる。食べるというあたりまえの行為を通して、誰かに食事が届いているということが魅力的ですね。
津田塾でTFTプログラムを運営する学生団体、Kiboの現代表である伊藤さんは、TFTの意義をこのように語ります。
TABLE FOR TWOは2007年に創設され、津田塾大学にも2010年にTFTプログラムが導入されました。当時多文化・国際協力コースに所属していた学生が、国際協力サークルを立ち上げてTFTの導入を実現させたのです。
TFTプログラムは、対象の食品の代金の一部が、アフリカ・アジアの途上国の給食となる、という仕組みです。例えばこの「TFTプレート」を食べることによって、私たちは栄養バランスのとれた昼食をとることができます。一方、代金400円のうち、20円が開発途上国の子どもたちの給食のために寄付されるのです。
日本での一食が、世界のどこかで子どもの一食になる。食べるというあたりまえの行為を通して、誰かに食事が届いているということが魅力的ですね。
津田塾でTFTプログラムを運営する学生団体、Kiboの現代表である伊藤さんは、TFTの意義をこのように語ります。
「TFTは、私たちがふつうに生活していくことで途上国に食事が届く、という仕組みです。メニューに対する代金を払うだけで、『わざわざ』募金をしなくてもよい。国際協力の『わざわざ感』がないのがよいところです。」
伊藤さんは、津田塾TFTプレートの豆知識も教えてくれました。英語でTがつく曜日、火曜日と木曜日には、プレートについてくるコロッケがデザートのゼリーに変わる、とのこと。お米や野菜も良いものを使っていて、栄養価も高いのだそうです。
(ちなみに、こちらの記事で紹介したCafé Reposでも「TFTうどん」が提供されておりますので、そちらも是非どうぞ。)