わたしと津田塾大学

卒業式企画:津田塾大学を漢字1文字で表すと?2022年度卒業・修了生

plum garden編集部では、3月になるとさまざまな形で「卒業式企画」を行っています。喜ばしいことに、2022年度の学園祭で「『津田塾大学を漢字1文字で表すと?』という企画をもう一度やってほしい」とのお声を頂きました。そこで、2023年度も新たな門出を迎える津田塾生に、津田塾大学を漢字1文字で表してもらいました。
本企画に際してアンケートにご回答くださった皆様、ありがとうございました! 


「人」に紐付けられた漢字

多くの卒業生が同級生や先生に思いを巡らせるような漢字を選んでいました。 

熱意に溢れた仲間たちと過ごすことで自分も何かに熱中できるようになりました。
[りりか / 英語英文学科] 

田舎っぽいネガティブな印象で使われがちな言葉ですが、都心にある大学のようなキラキラしたイメージはないかもしれないけど、地道に頑張っている人が多い印象です。就活時には、芋っぽさが寧ろよい印象を与えていたような気がします。
[カネゴン / 英語英文学科] 

勉強熱心な学生や、素敵で優しい先生が沢山いるから。
[ちひろ / 英語英文学科] 

各々の夢や目標に向かって取り組んでいる方が多く、沢山の刺激を受けたから。
[抹茶 / 多文化・国際協力学科] 

真面目な人が多いし、何事にも真剣に取り組む雰囲気があったから。
[レナ / 数学科] 

志の高い仲間に囲まれ刺激を受け、自身も常に興味関心を広げ深めるために学外学修や留学などに精力的に取り組むことができた。そして、働き方や今後の人生をとおして実現したいことが見えた学生生活でもあった。志をもって学び、新しいステージへの志を抱いて卒業できるのは津田塾大学のおかげだと思う。
[あやぽん / 国際関係学科] 

「学生生活」や「環境」に紐付けられた漢字

津田塾で過ごした日々を思い返すと、今までで一番人生を謳歌できた時だったと思います。頑張って勉強し、優秀な同期に刺激を受けて色々な事に挑戦した日々、時々空きコマに図書館や計算センターにふらっと立ち寄ったこと、コロナの時期に授業が始まる10分前に起きた*1こと、何気ない日々が全て輝いてました。津田塾で過ごした4年間は、まさに人生の「春」でした。なので「春」を選ばせてもらいました。
[まいお / 英語英文学科] 
 *1コロナ禍ではオンラインで授業が行われていたため、自宅で授業を受けることができました。

安易な気持ちで入学したが、治安が良い環境で安心して勉強できたし、不安よりも安逸さが多く安寧無事な学生生活だった。
[えいじま / 国際関係学科] 

撮影:カネゴン / 英語英文学科

 小平キャンパスの周辺は悪い意味で言うと何も無く、よい意味で言うと静かで自然豊かな所で、自分には合っていたなと思うからです。大学で出会う人みんないろんな活動をやっていて、授業だけじゃなく学ぶことがいろいろあった4年間でした!
[ヴァイオレット / 国際関係学科]

コロナでキャンパスに通えた時間は少なかったが、対面でもオンラインでも内容の充実した授業がたくさんあり、さまざまな学びがあった。とても楽しかった。
[夏蔦 / 多文化・国際協力学科]

 コロナ禍による制限がありながらも、学業・サークル・学外活動に全力を尽くせたと思えるから。
[水無月生まれのGirl / 国際関係学科]

①ジェンダーロール*2、しがらみから解放された。
②異なる立場の人を理解しようと努めた。
③疑問を解いた。
[まる / 多文化・国際協力学科] 
*2ジェンダーロール・・・性別によって社会における固定的な役割を期待されること。

「ありのまま」に紐付けられた漢字

津田塾大学は、素の自分でいられる場所だから。他人からの視線を過度に感じることなく、ありのままの自分でいられる、居心地のよい空間だから。
[ゆか / 多文化・国際協力学科] 

 みんなが自ら行動していて刺激を受けていたから。よい意味で気を遣わず、ありのままの自分でいられる時間が長かったように感じます。
[さんふらわー / 国際関係学科]

撮影:さんふらわー / 国際関係学科

津田塾大学での思い出や、卒業後の抱負を語ってもらいました。

撮影:まる / 多文化・国際協力学科

津田塾大学に入ってよかったと思います。自分にとても合っている環境で、過ごしやすかったです。ありがとうございました。
[まる / 多文化・国際協力学科]

津田塾大学での思い出を胸に、頑張ってみます。
[ちひろ / 英語英文学科]

津田塾に入ってよかったと心から思います。卒業はあまりにも名残惜しいですが、次のステップへと進むのは誰もが経験することなので、心を新たにして頑張っていきたいです。
[ゆか / 多文化・国際協力学科]

胸を張って5000円札*3を支払えるような人になりたいです。
[えいじま / 国際関係学科]
*32024年度上半期から発行される予定の新5000円券に、本学の創立者である津田梅子が描かれます。
参考:独立行政法人 国立印刷局「新しい日本銀行券について」


生きづらさを抱えている人の力になれるような、希望を持って生きられるような社会づくりに貢献します。国際機関で活躍する女性、日本人になります。
[あやぽん / 国際関係学科] 

レポートを対面で提出していた*4コロナ前の1年生の時に、締切当日に電車が遅延して親に車で送ってもらい、正門から教務課の課題提出用ポストまでダッシュしたのはよい思い出です……。
[ヴァイオレット / 国際関係学科]
*4コロナ禍で授業形態がオンラインになった2020、2021年度は、レポートの提出もオンラインで行われていました。

撮影:水無月生まれのGirl / 国際関係学科

フィギュアスケートが好きだから第二外国語でロシア語を選択しました。オタ活*5の延長で楽しく学べたのが思い出です。ロシア語圏に平和が早く訪れて、ロシア語を存分に学べる心持ちになれる環境になることを祈っています。
[水無月生まれのGirl / 国際関係学科]
*5オタ活・・・「ヲタ活」とも表記される。自分の好きな事柄や興味のある分野に傾倒すること。

コロナで1年生と4年生の時しかキャンパスに通えなかったこともあって、「せっかく大学に通っていたのだから、もっとさまざまな人と交流したかった」というのは心残りです。ただそんな中で、plum gardenや大学の広報誌をとおして、他の学生や先生方、大学の様子を知れたことは励みになりました。ありがとうございました!
[夏蔦 / 多文化・国際協力学科]

2・3年生の時はコロナ禍だったのでオンライン授業だったし、4年生になったらほとんど授業がなかったので、あっという間の4年間でした。 課題の多さやオンライン授業による孤独感など苦しかったこともありましたが、先生方や職員の皆さんが常に気にかけてくださったり、素敵な友人や先輩・後輩にも出会えたりして、津田塾生でよかったと感じています!
来年度からは社会人として、全く未知な業界に飛び込みます。不安が山積みですが、挫けずにぼちぼち頑張りたいと思います!4年間お世話になりました!
[さんふらわー / 国際関係学科]

(撮影:千倉志野)

入学から卒業までを振り返ってみてください。
どのようなことを思い出しますか?

新型コロナウイルスの流行により、入学当初に期待していた学生生活とは異なる日々を過ごされた方もいらしたことでしょう。
しかし、制限された環境の中でも同級生や先生方によい刺激を受けたことが伝わってきました。

津田塾大学での出会いを胸に、新しい世界へと羽ばたく卒業生の皆様を
心より応援しています。

2022年度卒業生・修了生の皆様、ご卒業おめでとうございます。