梅いち凛 ~咲いた津田塾生~

津田塾大学のリアルを発信する「うめりある」~YouTube撮影の舞台裏~ 後編

左から阿部さん・小寺さん・武藤さん・丸山さん・松下さん

津田塾大学のリアルを発信する「うめりある」へのインタビュー記事の後編です。前編では、「うめりある」の結成秘話や動画撮影の舞台裏についてお話を伺いました。
(まだご覧になっていない方はこちらから→『津田塾大学のリアルを発信する「うめりある」~YouTube撮影の舞台裏~ 前編』)
後編では、「うめりある」に入部した後に習得した技術や「うめりある」の部員から受験生に向けてのメッセージをお届けいたします。
後編もぜひお楽しみください!
 

Q.「うめりある」に入部してよかったことや習得した技術があれば、教えてください。

 (出演者:武藤さん)

コロナ禍で1年生の最初からオンライン授業だったので、友達を作ることが難しかったですが、「うめりある」をきっかけに友達ができました。同学年の学生とのつながりも増えましたが、後輩たちとも接点ができ、縦のつながりもできました。普段は小平にいる学芸学部の学生も「うめりある」に入ってくれて、千駄ヶ谷の総合政策学部と小平の学芸学部両方の魅力を伝えるために、キャンパスの垣根を越えて繋がっているように感じます。


(企画:松下さん)

「どうしたら自分の書いた文章が他人に伝わるのか」ということを時間をかけて考えるようになりました。普通に話す場合は、相手の表情や声のトーンから、お互い読み取れると思うんですよね。でも企画書を書く場合は、声じゃなくて文章で相手に伝える必要があるから難しかったです。 「自分がやりたいことと違うかもな」、「いや、そっちじゃなくて」といったように感じることがあったので、どうやって自分の言葉で目的を相手にわかりやすく書けるのかを考えるようになりました。絵文字を使うなど工夫することも。

(出演者:丸山さん)

もともと話すことはすごく好きでしたが、「どうリアクションするか、どうわかりやすくまとめられるか」を考えるのはすごく難しいですね。ただ、だんだんと意識しなくても良い感じにまとめられるようになってきたので、自分の成長を実感して嬉しくなっています。また、もともとの声のトーンが単調で自分が思っているよりも冷たく聞こえてしまうことがコンプレックスだったのですが、動画に出演し始めたことでそれを改善できました。自分の姿を客観視する機会が増えたので、普段から表情を明るく見せるよう気をつけたり、声のトーンを上げたりして、見え方を気にかけるようになりました。

取材時の様子

 Q.最後に津田塾を目指す学生にメッセージをお願いします。

(編集:小寺さん)

津田塾について調べると、真面目なイメージや勉強熱心なイメージを抱く方もいるのではないでしょうか。「うめりある」を通じて津田塾のリアルを発信することによって、良い情報も悪い情報も両方知ったうえで、自分自身で進路を選択してもらえたらいいなと思います。

(ラジオ:阿部さん)
総合政策学部も学芸学部も、学生が発信している情報は多くないかなと思っています。 今は、学生のTwitterやInstagramなどのSNSを中心として、大学を知っていただく機会は多いですよね。 少しでもリアルな学生の声や、「こんな雰囲気なんだよ」という様子が伝わればいいなと思います。コメントをいただければいつでも対応するので、動画のリクエストもお待ちしています。「うめりある」のYouTubeやラジオをとおして学生の声や雰囲気を感じ取ってもらい、津田塾のことを調べるきっかけになればいいなと思います。動画をご覧いただくだけでももちろん嬉しいのですが、気が向いたときにコメントや評価ボタンで反応をいただけると私たちも励みになります。


 記事をとおして、「うめりある」が「学生視点で津田塾大学の魅力を発信する」ことを目標として活動していることを感じていただけたと思います。実際のYouTubeの撮影現場など、制作の舞台裏には和やかな雰囲気がありました。カメラの向こう側には、動画を撮影する部員やそれを見守る部員がいて、出演者が話しやすいように相づちを打つ様子や自然な笑顔が見て取れます。私たちは出演者に注目しがちですが、今回の取材をとおして、一から企画を構成する企画部門や、動画を編集する編集部門など、レンズの向こう側にいる人たちの重要性にも気づかされました。また、独立している部門がそれぞれの役割を果たして、ひとつの動画を作り上げていることが印象に残りました。この記事で「うめりある」の動画がどのように作られているのかを知るきっかけになりましたら幸いです。

 取材したときに撮影された動画
<【実は休学してました】元リーダーくるみの謎に迫る! - YouTube>

「うめりある」の情報は、以下からもご覧いただけます。