キャンパスレポート

キャンパスレポート #31 - 2017年5月

緑豊かなキャンパスを楽しむ

ゴールデンウィークが明けると、キャンパスは再び学生たちで賑わい始めました。
5月は、高気圧に覆われた日が多く、快晴が続き、東京では最高気温が30度以上の真夏日となった日もありました。早くも、夏の訪れを感じます。
五月晴れの空の下、中庭でグループで食事をしたり、木陰で読書をしたりと、新緑のキャンパスを楽しむ学生が多くみられました。
 

今年もどこからかやって来て、中庭を散歩する鴨たち。新緑に包まれたキャンパスでのんびり過ごしていました。

新入生が入学して、一ヶ月が経過しました。長期休暇明けの今、改めて学生生活に慣れるとともに、友人との絆を深めるきっかけ作りとして、様々なイベントが開催されました。今月のキャンパスレポートでは、各種イベントを写真とともに振り返っていきます。 

英文学科フレッシュマンキャンプ

新入生が入学して約1ヶ月が経ち、5月14日に英文学科のフレッシュマンキャンプが行われました。フレッシュマンキャンプとは新入生を対象とした学科主催のオリエンテーションで、津田塾大学では学芸学部英文学科、数学科、情報科学科、総合政策学部総合政策学科で行われます。今回は英文学科主催のものを取材しました。

フレッシュマンキャンプは、新入生同士の交流を深めるとともに、学生生活の過ごし方について色々な角度から考える学びの場でもあります。今年から導入された4ターム制やギャップタームを活かした有意義な学生生活の過ごし方の紹介、上級生による経験を基にした学生生活の一例を紹介したプレゼンテーション、津田塾で学んだ英語を活かしてご活躍されている卒業生によるパネルディスカッション、キャンパスを散策するアクティビティーなど、盛りだくさんな内容となっていました。 

卒業生の話を一生懸命に聞く様子がうかがえます。

留学、英語の学習法、インターンシップ、ポランティアの4つの分野に精通した上級生によるプレゼンテーションが行われました。おすすめの講義や、大学生活をより楽しく快適に過ごす裏技など、上級生だからこそ知っていることも織り交ぜたプレゼンテーションをしていました。 

キャンパスにある施設や、学内で利用できるサービスを新入生に知ってもらうことを目的とした、クイズ形式のアクティビティー「キャンパスハント」が開催されました。配布されたクイズを解くためには、学内に散りばめられたヒントを集めなければいけません。 

ヒントはQRコードで読み取る形式となっています。面白い試みですよね。

 アクティビティーの後は、ゼミごとに昼食をとりました。昼食をとりつつ、学生生活で取り組みたいことや将来の進路について、和気藹々と意見を交換していました。

新入生の、熱心に議論に参加する姿勢がとても印象的でした。

一年間共に切磋琢磨する仲間との仲を深めることができただけでなく、自分の将来についてもしっかりと考える機会になりました。
 

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フレッシュマンキャンプを通じて、これからの大学生活をどのように過ごすか、どんな大学生になりたいのかを見つめ直すことができたのではないでしょうか。
 

インターンシップガイダンス

24日には、マイナビから講師をお迎えし、インターンシップについてのガイダンスが行われました。

教室は学生で満員。1つの教室では収まりきらず、隣の教室で中継が行われていました。

「インターンシップとは何か」、「インターンシップに参加するためにどのような準備をしておく必要があるのか」など、基本的なことから丁寧に説明してくださいました。ガイダンスで配布された自己分析ワークシートの記入を通じて、今まで自分が知らなかった分野にも興味を持つことができたのではないでしょうか。
どの受講生たちもしっかりと話を聞き、真剣にメモを取っていました。

資料を読みながら真面目に話を聞く学生たち。

新入生だけではなく、在学生も新たなチャレンジへ向けて一歩を踏み出しているようです。 

Freshman Joint 2017

20日には本学が会場となり、津田塾大学英語会(TESS)が主宰するFreshman Joint 2017が開催されました。TESSはDebate部門やDiscussion部門など4つのセクションに別れて活動している津田塾でも有名なサークルの1つです。毎年行われている今回のFreshman Jointには、都内だけではなく、都外からも多くの大学が参加しました。その学生数はなんと100人以上。また、会場にはこの日のために準備された手作りの花飾りや、モニュメントが飾り付けられ、春にふさわしい和やかな雰囲気に終始包まれていました。 

参加した学生へのプレゼントに用意された可愛らしい棒付きキャンディー。趣向を凝らした素敵なおもてなしですね。 

津田塾のESSのメンバーがディスカッションの司会進行役となり、議論を進めていきます。今年のテーマは「Meet」。新たな出会いの多い新学期にぴったりなテーマです。「留学先での出会い」、「大学に入って得られたかけがえのない仲間たち」など、出会いをテーマに自分の体験を英語で語り合いました。 

机の上にはそれぞれのニックネームの札が配置されました。初対面でもフランクに話せるようにとここでも主催されたTESSの細やかな心遣いが。

もし英語に詰まってしまっても大丈夫。ジェスチャーを織り交ぜたり、相手の言いたいことを補ったりして議論をしていました。
 

 最後に今日同じグループだった仲間に向けて、メッセージを書き合いました。色とりどりのペンで書かれた内容から今日の出会いが、どの学生にとっても素敵なものであったことが伺えます。英語を通してここにも新たな「Meet」が生まれました。

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いかがでしたか?5月に開催されたイベントに焦点を当ててご紹介しました。津田塾大学の卒業生と在校生、先輩と後輩の繋がりは強く、良好なものです。本学の精神や校風が今一度感じられた良い機会となったと思います。

次回のキャンパスレポートもお楽しみに。