キャンパスレポート

総合政策学部のサークル事情

はじめに

新年度が始まって、数ヶ月が経とうとしています。
新入生の皆さんは、新生活にも慣れた頃でしょうか。
遅くなりましたが、新入生の皆さん、津田塾大学へようこそ!

とはいえ、初めての講義、友達はできるのか、単位の調整ってどうすればいいのか……。
まだまだわからないことも多く、不安な気持ちも少なからずあると思います。

なかでもサークル事情が気になるという方は多いのではないでしょうか。
「皆は何個くらいサークルに入っているの?」「どんなサークルに所属してるの?」等々、疑問は尽きませんよね。

そこで、今回は、私が所属する総合政策学部におけるサークル・学生団体事情についてまとめてみました!
*津田塾大学は学生団体も多いので、本記事ではサークル・学生団体をまとめてサークルとしてカウントしています。

新生活の参考になれば幸いです!



所属しているサークル・学生団体の数は?

上の図は、総合政策学部の学生一人当たりが所属している団体の数を示しています。
1つの団体に所属する学生が半数近くを占め、続いて、2団体、0団体の順となっています。
団体やサークル内の役職により多少の差はあると思われますが、ミーティングや練習等、サークル活動を行ううえでは欠かせない時間も多くあります。そのため、サークルに入るなら1〜 2団体に所属するのがちょうどよいのかもしれません。



所属しているサークルの拠点は?

総合政策学部の学生のうち、半数近くの方がインカレ*1に所属していることがわかります。
他大学の友人をつくりたい学生や、津田塾内に希望のサークルがなかった学生は、インカレという選択肢が有力になります。小平キャンパス、または、一橋大学等の小平付近の他大学を拠点とするインカレサークルに参加する学生や、千駄ヶ谷キャンパスに比較的近い、早稲田大学や東京大学等の他大学でサークルに参加する学生もおり、サークル活動の選択肢も一気に広がります。

次に多いのが千駄ヶ谷キャンパスのサークルです。昼休みを利用した対面での活動やオンラインでの活動が多く、千駄ヶ谷キャンパスに通う学生が参加しやすい形であることが多い印象です。例えば、筆者が所属する梅五輪*2では、WG*3(ワーキンググループ)によってはオンラインでミーティングを行うなど、オンライン参加も可能なハイブリットでの新歓を開催しています。
サークル以外の活動にも力を入れたい総合政策学部の学生は、活動しやすい形態を取る千駄ヶ谷のサークルがおすすめです!

*1 インカレ(インターカレッジ):大学の枠を超えて活動する団体を指す言葉。
*2 梅五輪:津田塾大学千駄ヶ谷キャンパスを中心に活動をしている学生団体。東京オリンピック2020に向けて設立された。同オリンピック開催終了後の現在は、10以上のWGを擁し、それぞれ社会課題の解決を目指した活動を行っている。
*3 WG(ワーキンググループ):特定の問題の調査や計画の推進のため設けられた部会。作業班。作業部会。ワーキングチーム。



所属しているサークル・学生団体の属性は?

上の図は、総合政策学部の学生に、所属しているサークルの属性についてアンケートを取った結果です(複数回答)。
*社会課題を扱う団体は「社会課題系」、これに当てはまらず「体育会系」でないものを「文化系」として集計

半数以上の学生が文化系のサークルに所属していることがわかります。
インカレを含め、津田塾大学には文化系サークルが多いこともこうした傾向の一因と考えられます。また、大学の「サークル紹介」のWebサイトには、多くの文化系サークルが掲載されています。「大学のWebサイトに載っている団体で、安心して活動したい」「文化に触れる活動をしてみたい」という方には、文化系サークルがおすすめです!

次に多いのが、社会課題系のサークルです。
これは、社会課題への関心が高い学生が多いという総合政策学部の特徴も大きく影響していると考えられます。
実際、総合政策学部のカリキュラムでは、社会課題に触れ、深く考える機会が多く設けられています。例えば、1〜3年生の必修英語では、社会課題をテーマにグループディスカッションやプレゼンテーションを行うなど、実践的に社会課題について学ぶ内容となっています。

また、千駄ヶ谷キャンパスにあるサークルのうち、半数以上が社会課題系の団体(津田塾大学サークル紹介ページより)であることも大きな特徴です。
「社会課題についてもっと知りたい」「社会に貢献できる活動がしたい」と考えている方には、社会課題系のサークルをおすすめします。



おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は、総合政策学部のサークル事情について簡単にご紹介しました。
総合政策学部の雰囲気や、サークル生活のイメージが伝わっていると幸いです!
本稿の執筆にあたり、総合政策学部の学生17名にご協力をいただきました。ご協力をいただいた皆さま、ありがとうございました。

希望も不安も入り混じる新生活、多様な仲間と一緒に学生生活を楽しんでください!