わたしのまなびアイテム

まなびアイテム #5 - 津田塾生のカバンの中には何が入っている?

津田塾生のカバンの中には何が入っている?

「津田塾生は荷物が多い」

「津田塾生は荷物が多い」

津田塾生の会話の中でこの言葉を耳にする機会が多くあります。
この記事では、本当に津田塾生は荷物が多いのか、何を持ち運んでいるのか、plum garden編集部内でアンケートをとりました。
その結果をご紹介します。

答えてくださった方

英語英文学科3名
国際関係学科2名
多文化・国際協力学科2名
数学科1名

カバンの種類について

全学科共通の特徴としてリュックサックやA4ショルダーバッグを使用している学生が多い印象です。また、毎日同じものを利用しているかという質問に対して、「便利だから」という理由で同じものを使用していると答えた学生がほとんどである一方で、「デザインが好きだから」という理由で毎日変えているという学生もいました。

カバンの中身について

「あなたは普段、授業内容をメモするために、どのようなものをカバンに入れていますか?」という質問に対して、PC派とノートやルーズリーフの紙派に分かれました。

PC・タブレット派

PCをメモとして利用している学生に、なぜ紙ではなくPCを使用しているのかを質問したところ、以上のような結果になりました。
持ち運びが便利なことや、印刷の手間が省けること、かさばらないことなど、荷物を増やさない利便性が重要だと考えているようです。
回答者におすすめしたいかどうかとその理由について質問したところ、
「何より印刷しなくて済むので楽です。また、文章を修正する際に時間がかからないため、効率よくノートを完成させられると思います。」
「レジュメの確認やレスポンスシートの作成など、PCの方が使いやすかったからです。」
「ダウンロードした資料を添付ファイルとして保存しておけば、試験前に資料がないと焦ることもないためPCを利用しています。」
など、やはりPCの利便性から利用しているようです。


一方で、こんな意見の方もいました。


「どちらでもない。資料やプリントがかさばらないし、フォルダを使ってデータを整理しておくことで、復習するときにすぐアクセスできる点はPCにしかないメリットであるように思います。しかし授業中にPCを使うと講義とは関係ないことにも気を取られる事があるため、人によってはノートに鉛筆で記入した方が授業に集中できる人もいると思うからです。」

確かに、PCは授業に関係のない内容を閲覧することができるため、人によっては紙のメモの方が集中できそうです。
実際、私もPCやタブレットなどの電子機器を机上に出してメモを取ることを禁止している授業を受けたことがあります。予備として紙を持っておくのが安心かもしれませんね。



紙派

紙派と答えた学生にも同様の質問をしました。
こちらはPC派と異なり、すすめたいと答えた学生は少数でした。
なぜおすすめしたくないのか、その理由をうかがうと、
「PCの打ち込みになれている人であればPCをおすすめします。手書きは速度がどうしても遅くなりますから。」
「お好みのものを使っていただければよいと思います。あとは私のように科目によって使い分けるなど。使い分けは結構おすすめです。」
など、完全に紙は利用しない方がよいという意見ではなく、授業によって変えたほうがいよいという意見のようです。

PC派と紙派のどちらも共通して、使い分けることをおすすめしている学生が多いようです。PCを利用している学生が多い中で、みなさん状況によって紙のメモも利用していることがよくわかります。

学科ごとの持ち物について

学科ごとに必要な持ち物に違いがあるのではないかと思い、「所属学科ならではの持ち物などはありますか?また、それが大学生活にどのように便利なのか教えてください。」と質問しました。

回答から見られる傾向として、全体的に電子辞書は必需品のようです。
英語英文学科の学生は大学生活を通して多くの洋書を読むので、常に洋書を持ち、読解のために電子辞書も持ち運んでるようですね。1・2年生の頃は私も常に電子辞書と睨めっこしていました。
国際関係学科の学生にも電子辞書は必須のようです。英語英文学科や国際関係学科、多文化・国際協力学科は第2外国語(スペイン語、フランス語など英語以外の言語)が必修なので、英語以外の言語学習のためにも必要なのでしょう。
多文化・国際協力学科の学生は意外なことに全員「特になし」という回答に。フィールドワーク*2が多いといわれる多文化・国際協力学科の学生はそれぞれ自分の必要だと思うものを持ち運んでいるのでしょうか。
数学科の学生は授業で数学を学ぶ際に筆記用具が必要という意見がありました。一方で、数学科とはいえ洋書を読むという津田塾。英語の辞書も必要になるようですね。

*2 フィールドワーク…現地を実際に訪問して学ぶ研究方法。

授業に関係のない持ち物

さらに、「普段の通学カバンの中には、授業に関係しないものでどのようなものが入っていますか?」という質問を実施しました。

最も回答が多かったのが全回答者が持っていると答えたイヤホンと手帳です。紙の手帳に関して、
「一目で1ヶ月分のスケジュールを把握できる優れものなので必須です。」
「課題の管理は基本的に手帳で行っています。手帳の見た目が気に入っているので、課題に取り組むモチベーションになっています。」
「自分の好きなようにアレンジできるし、好きなところに好きなだけ書けます。携帯が使えない(使いづらい)場面でも日程の調整ができるところが推しポイントです。私は、手帳とTodoリストを一体化させて使っています。」
などの意見が見られました。紙の手帳ならではの利用方法が便利で、スマホ上のデジタル手帳よりも紙の手帳を活用しているようです。

また、イヤホンに関してもさまざまな意見が寄せられました。特に集中したいときに使用しているという意見や、長距離通学の学生は移動時間にリスニングをしているという声も。さらに、イヤホンの種類について、
「空きコマにオンライン授業を受けることもあるので、PCに繋げられるイヤホンも常備しています。」
という意見も複数見られました。基本的に対面で行われるようになった授業ですが、稀にオンラインで行われることもあるので、PCとセットでイヤホンをもつことが多いようです。

そのほかにも、通学時間や空きコマで読む本を持ち、時間を有効に活用しようという学生が多いようです。替えのマスクや割り箸を持っているという学生も見られました。

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いかがだったでしょうか?少しでも津田塾大学のキャンパスライフのイメージが沸いたら幸いです。