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つだラボ #19 - 運営メンバー対談記事 第3弾 コロナ禍のplum garden

運営メンバー対談 第3弾

2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、津田塾大学の多くの授業がオンラインで実施されました。plum garden編集部もオンラインで定期的な編集会議、インタビュー、執筆といった活動を行いました。この記事では、そのような状況下でもplum gardenの活動を継続した2020年度・2021年度運営メンバー6名による対談の様子を取り上げます。

第1弾『運営メンバー対談記事 第1弾 あの記事の裏側』では2020年度リリースされた2本の記事について、第2弾『運営メンバー対談記事 第2弾 おすすめ記事』ではメンバーのおすすめ記事についての対談の様子をご紹介しました。

第3弾では、plum garden編集部の役職とコロナ禍での運営について紹介します。

plum garden編集部の役職

最初に、現在plum garden編集部にある役職の仕事について紹介してもらいましょう。

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きょーかさん:私は編集長として、主に編集会議の進行をしたり、会議に向けて全体の活動をまとめたりしています。さらに、編集部全体に目を向けて情報を発信することや、連絡調整することも私の仕事だと思っています。本当に皆さんがいるからこそ務められています。私は今までの運営メンバーと比較してキャパシティが小さいので、皆さんと協力して活動していきたいと思っています。
 
東本さん:私は副編集長という立場で、主に週に1回の編集会議の議事録をとっています。また編集長が組織の中の意思決定をされてるので、タスク漏れがないか、スピード感をもって進められているか、陰で支えるような活動をしています。今年度から新しくリリーススケジュールを管理する役職ができたのですが、スケジュール担当と共に記者に記事の進捗を確認するといった、補佐的なポジションです。
 
石井さん:私はそのリリーススケジュールの管理を担当しています。リリースまでに必要な日程を記事担当の人と相談しながら決めていきます。具体的には、初稿、校閲会、Webサイトでの公開準備、リリース日などの日程を設定して、決まり次第企画広報課の方に連絡するという仕事です。部員それぞれの状況を見て、無理のないスケジュールを組むといったサポートを考えながらできたらいいなと思っています。

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コロナ禍でのplum garden

次にコロナ禍でのplum garden編集部の運営について話してもらいました。

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乙川さん:私はちょうどコロナ禍が始まった頃に編集長になりました。これまでのような対面での活動が難しくなり、オンラインで編集会議をやろうと決めて、皆さんと相談しながら活動を進めていました。今ではルーティンになっていますが、編集会議の前に「こういった議題を話します」という文書を共有して、皆さんが情報を入手しやすいように気をつけました。
 
最初はコロナ禍がいつまで続くのかもわからなかったので、2ヶ月ぐらい活動を休むという話も私から出していました。今思えば、4月頃からもオンラインで活動しながら記事を出すことはいい選択だったなと思いますが、当時は自信がなくて。
 
橋岡さん:今年の1月頃に顧問の先生が「1年前は本当にどうなることかと思っていたけれど、みんなでどんどん進めて、ちゃんとコンスタントに記事を出しているからびっくりした」とおっしゃっていて。結構みんなすごいことしていたんだなと改めて感じました。
 
乙川さん:オンラインだからこそ、新たに画期的な企画を取り入れることもできたし、編集会議や校閲会がとても開きやすくなったなと思っています。
 
東本さん:オンラインってマイナスなイメージをもたれる方も多いと思うんですけれど、plum garden編集部の活動も、編集会議もオンラインで行っても大きな支障はなかったかなと思っています。小平キャンパスと千駄ヶ谷キャンパスの距離を感じることなく、スムーズに活動できるようになったと思います。

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オンラインでの活動により、小平キャンパスと千駄ヶ谷キャンパスの垣根をこえて活動できるような体制が整えられました。これまでのplum garden編集部では、2017年4月に新設された総合政策学部(千駄ヶ谷キャンパス)と以前から活動していた学芸学部(小平キャンパス)の連携のために、試行錯誤されていました。

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橋岡さん:私は昨年度まであった役職で、千駄ヶ谷キャンパスと小平キャンパスの連絡係を担当していました。最初は千駄ヶ谷キャンパスと小平キャンパスの会議室をテレビ会議システムで繋いで編集会議を行っていたのですが、人数の多い小平キャンパスが主体になってしまうという問題があって。2019年からそれぞれのキャンパス内で会議をやって、後からすり合わせのため共有する形になったんです。自主性を重んじて分けたつもりだったのですが、もともと千駄ヶ谷キャンパスにはplum gardenの先輩がいないので、横の繋がりしかなくて不安に思う人もいたのかなと、今振り返ると反省点があります。総合政策学部には2020年度から全学年が揃ったので、縦のつながりも濃くしていきながら千駄ヶ谷キャンパスのplum garden編集部もますます活性化できたらいいなと思っています。

 
東本さん: 新入生は入学してからほとんどの授業をオンラインで受けてきました。私自身もそうなのですが、先生のことも詳しくは知らないですし、キャンパスのことも、どんな施設があるのかもほとんど知らない状態です。現在、千駄ヶ谷キャンパスは小平キャンパスに比べて部員が少なく、記事もまだ少ないです。でも2021年3月に総合政策学部から1期生が卒業されたこともあり、少しずつ注目されてきていると感じます。今年は千駄ヶ谷キャンパスの記事を蓄積していき、総合政策学部の学生にもplum gardenを読んでもらい、例えばセミナーを選ぶ際の参考などにしてもらえるような場にしていきたい、というのが個人的な目標であります。

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plum gardenに千駄ヶ谷キャンパスの話題が増えることで、より多様な記事を充実させることができるようになりそうですね。さらに2020年度は新入部員をサポートする体制が新たにできました。
 
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めんだこさん:私は2020年度副編集長として、編集長のサポートの他、議事録作成や部員の管理を担当していました。昨年度特に印象深かったのは、校閲を全員で行う体制にしたり、まだ記事を書いたことのない新入部員をサポートするために、先輩をつけるというサポート体制を作ったりしたことです。これらに伴って、plum gardenの体制が良い方向に動いたのかなと思っています。
 
東本さん:先輩がついてくださったことですごく助かっています。書いた記事をWeb上に表示するために行うCMSの登録作業が本当に難しくて、もし一人だったら全くできなかったなと思います。他の新入部員も相談していたと思うんですけれど、今年も最初はオンラインでの活動となるので、新入部員の皆さんが入ったらペアを組んでやっていきたいなと思っています。
 
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サポート体制が強化されたことにより、部員がより活動しやすい環境となりました。コロナ禍での活動は制限もありますが、この状況だからこそ工夫することができるところもあるようです。
 
第3弾は以上です。第4弾では今後記事にできそうな話題についての対談を取り上げます。
(イラスト担当:総合政策学部 総合政策学科 4年 橋岡 侑子)