つだラボ

つだラボ #26 - 梅子の部屋 〜学芸学部と総合政策学部がお互いのイメージについて語ってみた(後編)〜

(イラスト:おぎのしおり)

♩ル〜ルル ルルル ル〜ルル*1

どこかで聞いたことしかない音楽が聞こえてくるこの空間は、梅子の部屋。
前半パートでは、お互いの学部のイメージについて率直に語り合ってもらいました。
⇒ つだラボ #25 - 梅子の部屋 〜学芸学部と総合政策学部がお互いのイメージについて語ってみた(前編)〜

後半パートでは、お互いの学部の羨ましいところをお話ししているようです。今回も一緒に、部屋を覗いてみましょう。

*1 1976年からテレビ朝日系列で放送されている長寿番組「徹子の部屋」、そして番組内で流れている「徹子の部屋のテーマ」のパロディ。


(なっぴ:総合政策学科)
津田塾大学の学生を対象に実施したアンケートでは、「お互いの学部の羨ましいところ」も聞きました。それぞれの学部生からの声を共有します。
 

(なっぴ:総合政策学科)
みんなにもこのトピックについて語り合ってもらいたいです! 

小平キャンパスのハーツホン・ホール (撮影:奥野晶子先生)

Q. 総合政策学部が思う、学芸学部に対する羨ましいところを教えてください。

 (みづ:総合政策学科)
津田塾大学と言われて思い浮かぶのは、やはり学芸学部がある小平キャンパスだと思います。特に校舎がかわいいなと!千駄ヶ谷キャンパスは、立地はいいけれどビルっぽい感じがするかな。

(なっぴ:総合政策学科)
総合政策学科だけキャンパスが違うから、他の学科とすぐに交流できるのはいいなって思います。交流の幅がすごい広そうで羨ましいです。

(いつき:数学科)
サークルは、確かに小平キャンパスの方が多いかも。

(なっぴ:総合政策学科)
実際に、サークル参加のために小平キャンパスに行ってる子もいると聞きます。

(みづ:総合政策学科)
小平キャンパスの学食は普通のご飯だけではなく、それこそケーキとか、いろんな種類のメニューが置いてあると小耳に挟みました。「いいな、おしゃれだな」と思いながら聞いています。

(いつき:数学科)
チョコレートケーキがすごく美味しいからぜひ食べに来てほしいです。

(なっぴ:総合政策学科)
個人的には生協があるのが羨ましいです。本の割引など、生協に入っていたら特典がいろいろあるじゃないですか。千駄ヶ谷キャンパスにはそもそも校舎内に生協がないので、組合員にならなかったんです。

千駄ヶ谷キャンパスのアリス・メイベル・ベーコン記念館

Q. 学芸学部が思う、総合政策学部に対するうらやましいところを教えてください。

(いつき:数学科)
千駄ヶ谷キャンパスは、建物が素敵だよね!

(ミサキ:多文化・国際協力学科)
新しいから綺麗ですよね。オフィスみたいな感じで、居心地の良い綺麗な空間だなと思っています。

(いつき:数学科)
いかにも「ホワイト企業の中!」みたいな感じがします(笑)。

(ミサキ:多文化・国際協力学科)
小平キャンパスは夏に虫がすごいです(笑)。上から降ってきたりします。何かパラパラって草のようなものが降ってきたりするので、私はいつも傘をさして校内を歩いています(笑)

(いつき:数学科)
小平キャンパスではカラスに襲われる人も(笑)!

(ミサキ:多文化・国際協力学科)
ご飯を持って校内を歩いていると、カラスがついてくることもあるそうです。私はカラスにご飯を取られた経験はないけれど、そばについてこられたことはあります。

(いつき:数学科)
学食のテラス席で、ご飯を食べてる人が座っている椅子の背もたれにカラスが止まっている景色を見かけたことがあります。私は鳥が本当に苦手なので、なかなか怖いです。ちなみに蜂もいます。

(ミサキ:多文化・国際協力学科)
小平キャンパスの生態系は豊かすぎるのよ(笑)。

(いつき:数学科)
タヌキもいるし、ハクビシンもいます。森なんですよね(笑)。

 

(りさ:英語英文学科)
中庭にもカラスがいます。初めて中庭で友達とランチした時に、誰かがサンドイッチをカラスに盗まれている光景を目にしました。カラスがサンドイッチを足に挟んで飛んでいく様子を見て以来、中庭には行っていないです(笑)。

(いつき:数学科)
この前はタヌキを見かけました!尻尾がもふもふですごい可愛くて、守衛さんに「今!今タヌキがいたんですよ!」って話しかけたら、「ハクビシンもいるよ」って言われました(笑)。それを聞いて、森の中で私達は過ごしてるんだなって思いましたね。

(みづ:総合政策学科)
タヌキやハクビシン?!本当に自然豊かなんですね。実は以前、小平キャンパスを訪れた際に、校舎が広いなぁという印象を受けました。実際に大学生活をする上でよかったこと、逆に困ったことはありますか?

(いつき:数学科)
小平キャンパスでは、授業ごとに建物が変わることも多いので、キャンパスの端から端の建物まで行かなきゃいけない時があります。津田塾大学は休み時間が10分間なので、「走らなきゃ間に合わない」「階段駆け登らなきゃ間に合わない」みたいなこともあります。その点、千駄ヶ谷キャンパスは1つの建物なので、教室の移動が短時間で済むっていうことが羨ましいです。小平キャンパスは建物もいくつかあるから、なかなか慌ただしいかも(笑)。
 

Q. それぞれのキャンパスのWi-Fi事情をお聞きしたいです。

(ミサキ:多文化・国際協力学科)
Wi-Fi環境はよくないです!!*2

(いつき:数学科)
千駄ヶ谷キャンパスはどうですか?

(なっぴ:総合政策学科)
かなり強いです。大事な予定がオンラインである時は、家から参加するのではなく、わざわざ大学に来ています。

(ミサキ:多文化・国際協力学科)
大学の方が逆にWi-Fi環境がよい、みたいな感じ?

(なっぴ:総合政策学科)
そうなんですよ〜〜。ほとんど落ちないので安心です。

(いつき:数学科)
小平キャンパスは携帯の電波すら入らない時もあります。

(ミサキ:多文化・国際協力学科)
食堂は割とWi-Fi環境がよい気がするよ。

(りさ:英語英文学科)
逆に私は食堂にいるとWi-Fi繋がらないんだけど(笑)。

(いつき:数学科)
大学のWi-Fiがいまいちな時はテザリング*3するしかないと思って自分の携帯から繋ごうとしたら、自分の携帯も全然電波を拾っていないことがありました。本当に絶体絶命、みたいな状況によく陥ります(笑)。それこそオンラインでの面談や面接もそうですし、大学外部の方とのインタビューで絶対に落ちるわけにはいかない時はすごく困ってしまいました。結局その時は大学から有線のWi-Fiアダプターをお借りして、どうにか凌げたからよかったけれど、全員が全員それを使わせてもらえるわけではないので......「面接を大学で受けたい」という時に、その回線の弱さを心配している子は多い印象があります。

(なっぴ:総合政策学科)
大学が「Wi-Fiの状況について」といった内容のメールを頻繁に送ってくれるイメージがあったので、割と改善はされているのかなと思っていましたが、そんなことなかった(笑)。

(いつき:数学科)
一時期よりはよくなった、というかWi-Fiの数が増えました。いろいろ試行してる段階なんだと思います(2022年現在)。

*2 2023年現在は、Wi-Fi環境がよくないという声が大学に届いたようで、Wi-F環境iが少しだけよくなりました!
*3 スマホなどのモバイルデータをパソコンなどに繋ぎ、通信をすること。
 

Q. 最後に一言、お互いのイメージについて語ってみた感想をお願いします。

(ミサキ:多文化・国際協力学科)
同じ大学だけれどキャンパスが違うので、総合政策学部の人に会う機会はほとんどないです。なので、実は総合政策学部は全く違う大学のように感じていました。しかし、こうして話す機会を得たことで、「やっぱり同じ津田塾生なんだな」と親近感が湧きました。

(みづ:総合政策学科)
本当に学部ごと、学科ごとに特徴があるんだなぁと感じました。でも、ミサキさんの言う通り「同じ津田塾生」ですね。キャンパスが違うため、学芸学部の方とたくさんお話しできる機会がなかったので、とっても楽しい座談会になりました。

(りさ:英語英文学科)
総合政策学部の方との交流がなくて、千駄ヶ谷キャンパスを神秘的な場所という印象をもっていたので、その印象がいい意味で崩れた時間でした!初対面でもなんだか初対面な気がしないほど楽しい時間を過ごすことが出来て素敵な思い出になりました!
 

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座談会はいかがだったでしょうか?
この記事を読んで、学科ごとの雰囲気の違いを感じ取っていただければと思います。また、在学生の皆様には、お互いに少しでも親近感をもってくれたら嬉しいです。
またいつかこの場所でお会いしましょう!
♩ル〜ルル ルルル ル〜ルル