キャンパスレポート
キャンパスレポート #33 - 2017年7月&8月
第2タームと夏休み
津田塾大学では、今年度より従来の前期・後期の学期をさらに分割した4ターム制となりました。特徴は6月中旬から始まる第2タームで、この期間には必修科目がありません。学生はこの第2タームと、それに続く夏期休暇にどのようなことをするのか、自分で考えてスケジュールを決めることができるようになりました。今回のキャンパスレポートでは、第2ターム中に開催されたイベントと、8月12日・13日に小平キャンパスで行われたオープンキャンパスを中心にお伝えします。
梅五輪パラリンピックプロジェクト
津田塾大学は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と連携協定を締結しています。この連携協定の一貫として、津田塾大学「梅五輪パラリンピック」プロジェクトが創設されました。このプロジェクトでは、地域社会・自治体・産業界との協働で、学生が様々な社会的課題に取り組みます。
千駄ヶ谷キャンパスで「アイデアソン」開催
7月の第2ターム中には、千駄ヶ谷キャンパスで、新しいアイデアを生み出し、それを実現可能なレベルに引き上げるための検討会(「アイデアソン」)が続けて開催されました。そのうち7月24日に行われたアイデアソンでは、福井県鯖江市の今川泰夫 制作経営部財務課参事に、「めがねのまちさばえ」というブランドを全国に広める過程で、全国の大学とどのような連携活動が行われているか、などについてのお話を伺いました。
真夏のオープンキャンパス
7月・8月には、小平キャンパスと千駄ヶ谷キャンパスで高校生とその保護者向けのオープンキャンパスが開催され、多くの参加者で賑わいました。
高橋学長による講演
今年度のオープンキャンパスでは、高橋裕子学長による津田塾大学の紹介が行われました。津田塾が創設された歴史的背景や、創設者である津田梅子の思いなど、津田梅子の研究者である高橋先生ならではのお話が伺えました。また、「TSUDA VISON 2030」が紹介され、津田塾大学は変化の激しい時代においても陳腐化しない、女性が社会で活躍できる力の育成を目指す、との目標が述べられました。
以前にplum gardenで行った高橋先生のインタビューはこちらです。ぜひ合わせてご覧ください。
学生スタッフに密着
津田塾大学のオープンキャンパスは、多くの学生スタッフによって支えられています。学生スタッフは様々な形で参加者をサポートし、学生生活について伝える役割を担っています。今回はそんな学生スタッフの一人、英文学科4年の溝口あすかさんの一日を追いました。
会場の受付は9時半から始まります。溝口さんは会場受付で、来場者一人ひとりに笑顔で声をかけ、パンフレットを手渡します。
10時過ぎ、入場者が一段落したころ、溝口さんは「在学生との懇談コーナー」に移動しました。ここで学生スタッフは、参加者からのさまざまな質問に答えます。
溝口さんによると、入試科目の勉強についての質問が特に多かったそうです。高校生はもちろん、中学生の参加者もおり、参加者の多さと意識の高さに驚いていました。
11時になると、溝口さんは「キャンパスツアー」のガイドとして大学内を案内します。今回のオープンキャンパスから、ガイドを担当する学生スタッフは、大学のロゴが入った小旗を持つようになりました。
学生スタッフの仕事が一段落したころ、今回のオープンキャンパスの感想を聞きました。
「夏休みということもあって、参加者が多くびっくりしました。たくさんの人がこのオープンキャンパスに参加してくださったことに、驚きと感銘を受けています。学生スタッフを通じて、大学生活がとても楽しいことをもっとたくさんの人に伝えていけたら、と思っています。」
津田塾のオープンキャンパスは、溝口さんのような学生スタッフの力で、いつも暖かい雰囲気のイベントになっています。また、現役大学生であるスタッフとの距離が近いのも、このオープンキャンパスの魅力のひとつです。興味のある方は、是非お気軽にご参加下さい。2017年度のオープンキャンパス日程はこちらからご覧になれます。
今回のキャンパスレポート、いかがでしたか?そろそろ夏休みが終わり、授業が始まります。次回のキャンパスレポートもお楽しみに。